究極の国宝 大鎧展

全体の見どころ

Point1

史上初の並列展示!!

「国宝大鎧の双璧」と評される奈良・春日大社の赤糸威大鎧(竹虎雀飾)と、青森・櫛引八幡宮の赤糸威鎧(菊一文字の鎧兜)が、史上初の並列展示です。

Point2

二度とない内容の
展覧会!!

国宝指定の甲冑類18点のうち、半数の9点が一堂に会する、二度とない規模の展覧会です。

Point3

鎧のふるさとに
名鎧が集結!!

奈良は近世に至るまで甲冑の一大生産地で、言わば鎧のふるさと!春日大社のもとに豪華絢爛な名鎧が集結します。

出品予定作品

国宝 赤糸威大鎧あかいとおどしおおよろい竹虎雀飾たけとらすずめかざり
奈良・春日大社蔵

源義経奉納と伝えられる西の横綱! 豪華絢爛なジュエリーをまとう大鎧

飾金物の百羽近い雀はすべて違った姿をしている。

鎌倉時代(14世紀)
兜鉢髙 12.8cm、前胴丈 36.5cm、総重量 28.95kg

国宝 赤糸威鎧あかいとおどしよろい
菊一文字きくいちもんじの鎧兜)

青森・櫛引八幡宮蔵

現存甲冑 東の横綱! 南朝方から南部家に伝承された 豪華な大鎧
鎌倉時代(14世紀)
兜鉢髙 11.5cm、胴丈 33.3cm、総重量 34.6kg

国宝 赤糸威大鎧あかいとおどしおおよろい梅鶯飾うめうぐいすかざり
奈良・春日大社蔵

江戸時代、八代将軍徳川吉宗が複製品を作らせたほどの美しさと勇壮さを兼ね備えた傑作

鎌倉時代(13世紀)
兜鉢髙13.0cm、前胴丈35.5cm、総重量26.2kg

国宝 黒韋威矢筈札胴丸くろかわおどしやはずざねどうまる
奈良・春日大社蔵

楠木正成奉納と伝えられる三物みつもの(兜・袖・胴丸)皆具の胴丸
南北朝時代(14世紀)
兜鉢髙14.5cm 胴丈36.1cm 総重量17.75kg

国宝 黒韋威胴丸くろかわおどしどうまる
奈良・春日大社蔵

製作当時の部材がほぼ完存する 室町時代の胴丸の典型
室町時代(14世紀)
兜鉢髙14.5cm 胴丈36.1cm 総重量14.85kg

国宝 白糸威鎧しろいとおどしよろい
島根・日御碕神社

胴部分には羂索けんさくと剣を持ち炎に包まれて立つ不動明王の姿あり!
鎌倉時代(14世紀)
兜鉢髙11.2cm 胴高63.6cm 総重量—kg
所蔵:島根県・日御碕神社
画像提供:東京国立博物館(Image:TNM Image Archives)

国宝 籠手こて
奈良・春日大社蔵

義経が形見に残していったと伝えられることから「義経籠手」の名で知られ、籠手単独では唯一の国宝
鎌倉時代(13世紀)
総長66.7cm